94 首長や国は、組織をかばうためにいるのではない
県知事、市長、県議会、市議会、そして国は、警察や行政組織を守るために存在しているのではありません。
守るべきものは、市民の命と暮らしです。
問題が起きたときに「担当部署に確認します」「適切に対応しています」と繰り返すだけなら、首長も議員も必要ありません。
市民が疑問を呈したときに、組織の側ではなく、市民の側から事実を確認する。
それが政治の役割ではないでしょうか。
選挙の前だけ市民に頭を下げ、当選した後は役所の説明を読み上げる。
そんな政治家では困ります。
国も同じです。
制度をつくる側は立派な理念を語りますが、その制度が現場でどのように運用されているかを本当に見ているのでしょうか。
制度があっても、現場の人間が動かなければ意味はありません。
苦情を受け付ける窓口があっても、組織内で握り潰されるのであれば意味はありません。
国民にだけルールを守れと言い、権力を持つ側が説明責任を果たさないのであれば、それは法治国家とは呼べません。